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2011/4/13 水曜日
水性塗装について
我々板金・塗装業界には現在、『水性塗装への対応』という波が押し寄せています。
これには、環境汚染防止の観点から「VOC(注)排出防止」が世界的に叫ばれているためです。
既に海外(特にヨーロッパ)の自動車メーカーでは、新車の塗装工場の「完全水性化」を行っていて、
国内自動車メーカーでも、ほぼ全ての新車は水性塗料が用いられています。
現在、各塗料メーカーから補修用水性塗料が発売されてはいますが、
まだまだ扱いづらく(作業性が非常に悪い)、また従来の塗料に比べ2~3倍の価格も大きなネックとなっています。
(当然ながら、仕上がりには影響ありません)
しかし今後、この流れは益々厳しくなることが予想されており
近い将来、板金・塗装も規制の対象になると考えられています。
つまり『水性塗料じゃないと塗装できなくなる』訳です。
リ:バーサでは、水性塗装化に対応するため
機材の導入・技術研修を日々行って、来たるべき時に備えています。
(注):VOC=揮発性有機化合物(溶剤蒸発ガス等)
左が水性塗料、右が従来からの溶剤塗料です。画像では分かりません(涙)が、ニオイが全然違います。
溶剤塗料はシンナーの臭い、水性塗料は絵の具の臭いです。
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